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フォーマルレター(儀礼的・正式な手紙・案内状)について、 とくにパーティに必要な部分に絞って説明します。 私情を含めず儀礼的に形式どおりに書くものです。 ほとんどは印刷物として多くの方へ差し出すものですが、 一部の人へは手書きでメッセージを書き添えてもマナー違反にはなりません。 堅苦しくない文面で表現しましょう。 お祝いのパーティは、本人というより発起人が主催する場合が多いですが、 主賓のイメージに合った文面を考えましょう。 また、コピーで作成するものは、正式のものにはなりません。 仲間内なら良いでしょうがせめて差出人名は手書きにしましょう。
招待状については、日取りに余裕をもたせ、正式なパーティで2ヶ月前、 ふつうのパーティでも1ヶ月前には通知しましょう。
例文として二つのパターンをご覧下さい。
例文1「ホテル宴会場での恩師の喜寿を祝う会」 例文2「自宅でのクリスマスパーティ」
<文例1>
拝啓 ようやく春めいてまいりました。皆様にはお変わりなくお過ごしのこととお慶びいたします。
さて、恩師佐藤幸太郎先生は来る5月10日、ご壮健に七十七歳のお誕生日をお迎えになります。
つきましては、先生ご夫妻をお招きして先のように先生の喜寿をお祝いするパーティを催し、御高恩に謝し、いっそうの御長寿を祈念いたしたいと思います。
ご多用中のことと思いますが、万障お繰り合わせのうえ御出席くださるようお願い致します。 敬具
平成十五年三月二十日 発起人 田中次郎
幹事 鈴木一郎
記
日時 平成十五年五月二十日(土曜日)午後五時より七時まで
会場 パシフィックパレスホテル 三階 孔雀の間
会費 一万円 (当日会場入り口にて受付します)
<文例1>
拝啓 今年もいよいよ最後の月を迎えました。お変わりなくお元気にお過ごしのこととお慶び申し上げます。 さて、もうすぐクリスマスを迎えますが、例年どおり我が家にてクリスマスイヴのパーティを開きたいと存じております。 私ども夫婦とご縁の深い皆様もご来会いただけますならば、まことに幸せです。
歳末ゆえ何かと御用も多いかと存じますが、ご家族お誘い合わせのうえ是非お運びくださいますようご案内申し上げます。
日時 平成十五年十二月二十四日(水曜日)午後六時半より
<文の作り方>
参考になる書籍やパソコンソフト等で文面サンプルも多々ありますが、
書き記す内容の表し方は、誰に、何のために宛てるかケースバイケースです。
真心を込め、やさしい表現で、ぜひ行きたいと思うようなパーティのご案内状に仕上げてください。
<儀礼的な挨拶文>
拝啓(拝して申し上げますの意)をもってくることがスタンダードです。
そして時候のあいさつがつづきます。
<本文>
「さて」と始まり、用件に続けます。分かりやすくするには、
まずパーティの誘いである旨を書き、 パーティを行う理由を続ける。重要な事柄から順に続けます。
何パターンか作成してみてじっくり厳選しましょう。
<末文>
締めくくりは、「まずはご案内まで」とか「万障お繰り合わせのうえ 御出席くださるようお願い致します。」などにつづけ、「敬具」と締めます。
そしてフォーマル・レターに欠かせないのが、発信日と署名です。
年月日を入れます。元号でも西暦でもかまいません。差出人は、主催者、招待者になります。
<宛名>
受取人の姓名に敬称をつけます。上位の人から下位の順にし、それぞれ敬称を付けます。
家族全員へ差し出すならば、主人名プラス「ご一同様」とします。
敬称については、個人なら「様」会社や団体には「御中」とします。
「殿」は目下に対する敬称なので、使いません。「先生」は「様」でも差し支えありません。

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